「ファイナンスI」 第1回レポート課題(担当:高橋豊治)

2014年05月14日

《課題》

05月28日の講義資料のデータに基づき、平均・分散アプローチによるポートフォリオ運用を行うことを前提にして、以下の課題に答えなさい。

  1. 各銘柄の月次収益率を求め、年率表示しなさい。
  2. 各銘柄のリターン(平均収益率)を求めなさい。
  3. 各銘柄の収益率の標準偏差で示したリスクと銘柄間の共分散・相関係数を求めなさい。
  4. 各自の選択するの2銘柄(銘柄1、銘柄2と呼ぶ)に投資するポートフォリオを考える
    1. 銘柄1への組み入れ比率を、10%刻みで0%〜100%に変化させた場合の、ポートフォリオのリターン(平均収益率)を求めなさい
    2. 銘柄1への組み入れ比率を、10%刻みで0%〜100%に変化させた場合の、ポートフォリオの収益率の分散と標準偏差を求めなさい
    3. 上記ポートフォリオの収益率を、横軸に標準偏差、縦軸に平均をとって、散布図に描きなさい。
  5. 各自の選択するの3銘柄(銘柄1、銘柄2、銘柄3と呼ぶ)に投資するポートフォリオを考える
    1. 銘柄1、銘柄2、銘柄3のうちリターン(平均収益率)を最小の値から最大の値まで10段階で変化させた目標平均収益率(11種類)を設定しなさい。
    2. 上記の11種類の目標収益率それぞれについて、ポートフォリオの平均収益率が上記の目標収益率以上とるもののうち、ポートフォリオの分散が最小となる銘柄1、銘柄2、銘柄3の組み合わせを求めなさい。
    3. 上記の場合の、ポートフォリオの平均収益率と収益率の分散を組み合わせをそれぞれ求めなさい。
    4. 上記ポートフォリオの収益率を、横軸に標準偏差、縦軸に平均をとって、散布図に描きなさい。
  6. 日経平均株価指数以外の全銘柄に投資するポートフォリオを考える
    1. 目標リターンを、全銘柄の最小リターンの値から最大リターンの値まで10段階で変化させ、それぞれの目標リターンについて最小分散境界を求めなさい。求め方とともに、それぞれの銘柄の組み入れ比率も明示すること。
    2. 上記の最小分散境界を、縦軸をリターン(平均収益率)、横軸をリスク(収益率の標準偏差)としてグラフに描きなさい。
    3. risk-free rateを0%とした場合、分離定理に従って、最適な株式ポートフォリオを求めなさい。リターン、リスクだけでなく、各銘柄の組み入れ比率も明示すること。

《様式》以下の様式が満たされていないレポートは、未提出として処理するので注意しなさい。

《提出方法と期限》


《ファイナンスIのページに戻る》

最終更新日:2014年05月14日